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月の写真 by GRAS (Global Rent-a-Scope) [天体]

まだトライアルポイントがあったので、インターネット上のレンタル望遠鏡(GRAS : Global Rent-a-Scope)をまた使ってみた。
そろそろ月が明るくなってきたので、使っている人も少なくなってきているようだ。
アメリカ(ニューメキシコ)の望遠鏡も、月が沈んだぐらいから混み混みになる(朝方みたいなのに...)。
星の好きな人は、本当に好きなんですね。

気がついたら夜で、私の住んでいるところはまったくの曇り空。
オーストラリアの望遠鏡は月が明るすぎるのか、誰も使っていなかった。
お試しユーザが使える唯一のタカハシSKY90を使って、"One Click Image"で月を撮ってみた。
GRASで星を撮影する場合、一般的に大きく3つのモードがある(その他、先生、生徒モードとかもあるけどここでは省略)。一つは"One Click Image"で、その他、"Regular Mode", "Advanced Mode"がある。
"One Click Image"のモードにすると、Web上に表示される星リストをクリックするだけで(位置とか露光時間とかゴジャゴジャ言わずに)自動的に設定され、それなりの画像が撮れてしまうという私みたいな初心者には非常に便利な機能である。
今日見ると"Moon(月)"ってあったので思わずクリック。
9cmだけど、月ぐらいならそれなりに見えるかと期待。
望遠鏡はいつも通り、方向を変えて、ガイドの星を見つけようとしたけど、「6つも星が見えない」と言って何度かトライ。
結局どうやったのかはわからなかったけど、月の姿を捕捉して撮影。
アンドロメダの時は100秒とか設定したのだけれど、今回は0.006秒(要は166分の1秒)。
やっぱり、月は明るい。
G13-tfuruichi2704-Moon-W-000-C4-X1-Color-001-UT123233-small.jpg
しばらくして、メールで送られてきたjpg画像はちょっと明るすぎた。
そこで、ftpサーバーにアップされていたFITSファイルを取ってきて、"SAO Image ds9"でレベルとか調整し、jpgファイルを作り、PixelMeterでリサイズした。
できた写真がこれ。
まだ"SAO Image ds9"の使い方がさっぱりわからないけど、いろいろ触っているうちにここまでできるようになった。
写真がそこそこ撮れるようになると、あと、腕の見せ所は、
「どのフィルターでどれくらいの時間、何枚取るか (= GRASのコスト)」
と、
「取得できたFITSファイルを以下にうまく画処理するか」
ということだろう。
まぁ、フォーミングしづらいのはリアルタイムで見れない分、仕方ないですね。

そーなると、やはり、最初のターゲットだったアンドロメダを気合い入れて写真撮りまくるというのもいいかも。

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